統合失調症やうつ病の改善のために医師から出される薬として有名なのが、エビリファイです。エビリファイはドーパミンのバランスを整える効果がある薬です。エビリファイは副作用の効果で、不眠と眠気両方起きる可能性があります。不眠の副作用でなかなか眠ることができないと悩む人は一定数います。エビリファイと上手に付き合うために必要な知識を学ぶことが大切です。
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エビリファイを飲んで眠りが浅いと感じる人が多い
エビリファイは統合失調症などの治療薬として用いられるのですが、薬の副作用として眠りが浅いなどの副作用が確認されています。エビリファイはドーパミンの働きに効果を発揮する薬として認知されており、ドーパミンの受容体に影響を与えます。その結果、不眠や焦りなどの症状が現れるようになり、不眠で悩まされてしまうことになります。ドーパミンは、覚醒力を高めたり、行動を促進させたりする効果がある成分ですので、不眠になりやすいと言われています。
まずは様子見が大切
エビリファイで眠りが浅いと感じた時は、いきなり薬の服用をやめるのでは無く、様子見することから始めましょう。薬の飲み始めでなかなか慣れない人は多いのですが、エビリファイなどの薬は、2週間ほど継続して服用することで体が薬に慣れて、副作用が小さくなると言われています。飲んでまだ日が浅いのであれば、まずは飲み続けてみて、それでも改善しないのであれば医師や薬剤師に相談することが大切です。
エビリファイを飲む時間を変更してみよう
エビリファイは飲む時間が決められている薬ではありません。それゆえ、いつ飲むか自由に決めることが可能です。エビリファイの半減期までの時間は61時間ですので、1日1度の服用でも問題ありません。エビリファイを飲んで眠りが浅いと感じ、不眠症に悩んでいる人は、朝食事を終えてから飲むようにしましょう。そうすることによって、血中濃度が高まる3.5時間から4時間後に覚醒する副作用が生まれるため、昼間しっかりと起きて夜眠くならない不眠の症状を少し緩和することができるでしょう。
薬の併用に気をつけることが大切
エビリファイは副作用は少ないものの、薬なので気を付けて飲む必要があります。エビリファイはアルコール飲料と一緒に併用してしまいますと、血中濃度のバランスが崩れてしまう危険性があります。アルコールを飲むと眠くなるからと不眠の改善のために一緒に飲んでしまわないことが大切です。お酒と一緒にエビリファイを飲んでしまうと薬の効能が強くなりすぎてしまうことがありますので、注意が必要です。エビリファイを服用する時は、必ず白湯やお茶などと一緒に飲むことが重要です。
思い切って薬を変えてもらおう
エビリファイの副作用として、眠りが浅い症状が出る場合があるのですが、苦しくて耐えられないと感じた時は、医師に相談をして、処方薬を変えてもらいましょう。陶業失調症などを改善する薬はエビリファイ以外にもありますので、エビリファイを飲む続けることが難しいのであれば、無理して飲むのでは無く、一度相談しましょう。ただし、どの薬にも副作用はありますので、そのことは頭に入れておくことが必要です。